最後のジェダイ

今更最後のジェダイ観ました。

面白いか面白くないかは置いといて、とにかく無駄な時間が多かった。

例えば、結果だけ見ると「おばさんがクルーザーで光速で敵艦に突っ込んで帝国壊滅」って超短い話なはずなんだけど、
何故か
「おばさんに不信感を持ったメインキャラが独自に、ある星にいるコードブレイカーを見つけて、敵艦のシールドを破ってもらって侵入して、
追いかけっこされないように敵艦の追跡装置を止めようとするも、実はクルーザーを囮にして輸送艦で秘密基地に逃げる作戦だったのでその行動は無駄で、
囮に気づいた帝国は輸送艦を攻撃してクルーザーは放ったらかしにされて、無視されたクルーザーに乗ってたおばさんは光速で敵艦に突っ込む」
っていう超長い話になってた。
この話のヤバイのは、長々と見せられてた話がほぼ無駄っていう点。
多分、メインキャラが良かれと思って行動していても無駄になることあるんやでお偉いさんはちゃんと考えてるんやで的なことをやりたかったのかもしれない。
現に、序盤でメインキャラがそういうことをやって結果良い方向に進んだっていうことをやっているので、それのアンチテーゼなのかもしれん。
ただこれ見せられた側は、じゃあさっきまでの全部無駄じゃん!としか思えなくて疲労感とか落胆が強くなってて、観客のこと考えてないよねとしか言えない。

他にもなんだよそれってのは多くて、
例えばラスボスの死に方もそうだし、結局主人公はルークに鍛えてもらってないのに終わりのあたりで「なんかめちゃくちゃフォースを感じる・・・!」とか、
主人公に闇落ちフラグ立った気がしたけどそんなことなかったぜ!とか、レイアが死んだと思ったらフォース使って船戻るシーンとか、生霊飛ばしたあと即死亡とか。
盛り上がりを予感させておいて、肩透かしさせまくっているせいでただただ疲労感だけ増してった。

ルークが「闇を感じたのだ・・・」とか言って弟子を殺そうとして失敗して弟子が暗黒面に落ちちゃったとか、そりゃ役者も怒りますわって感じ。

それと根幹の話で、帝国圧倒的多数vsレジスタンス400名っていう構図ね。
レジスタンスが他の星にSOS出しても反応してくれないあたり、レジスタンスって要らないんじゃね?感がヤバイ。
そもそもなんでこいつら戦ってんだよ感が今回凄く出てて全く気分が乗らなかった。

こう文字化すると良い点が全く無いな。
いつものC-3POR2-D2の会話劇みたいな面白いところがあったわけでもないし、
あと「デス・スターみたいな建造物の溝に戦闘機で入っていって高速で戦う」みたいなシーンがスターウォーズで大好きなんですが、今回はそれもなかったし、
面白くなかったな!